
緊急事態宣言も明けて、街中にもだんだんと活気が戻ってきたね!

そうですよ~!!
去年は休日はほとんど外出も買い物もしなかったですし、早くディズニーにも行きたいです!!

ディズニーランドかぁ…
20代前半のとき以来行ってないな…

そういえば日本のディズニーランドを運営しているオリエンタルランド【4661】の株を買えば、株主優待で1Dayパスポートがもらえちゃうみたいですよ!!

そうだね。
でも今のオリエンタルランドの株価がいくらか知ってる?
1株約19,000円だから、優待がもらえる100株だと190万円必要だよ。

えっ!?
そんな高いんですか!?
じゃあ絶対買えないじゃないですか~…

確かにオリエンタルランドの株を買うのはハードルが高いけど、そんなときはアメリカのウォルト・ディズニー・カンパニー【DIS】の株を買うのもいいかもしれないね。
一般の方にはあまり知られてないけど、オリエンタルランドはアメリカ本社のフランチャイズだから、今話題のdisney+などの恩恵は受けられないんだよね。

そうだったんですね…!!
確かに何でオリエンタルランドって会社名なんだろう?って思ってました…
じゃあアメリカのディズニー社について詳しく解説をお願いします!!

詳しくはあまり自信ないけど、まずは会社の情報から見てみよう!
- これから米国株への投資を考えている方
- ディズニー社の業績や株価推移、配当実績について知りたい方
- 今後の見通しや、成長性について気になる方
会社概要

ウォルト・ディズニー・カンパニーについて
カリフォルニア州に本社を置く、テーマパーク運営や映画製作、メディア放送まで幅広く行うエンターテインメント企業です。

日本で暮らしているとランドやシーなどのテーマパークのイメージですが、メディア放送まで行ってるんですね。

ディズニー社はM&Aをかなり積極的に行ってきた会社で、1995年にはアメリカの3大放送局である「ABC」、2006年にはトイストーリー、モンスターズインクなどの「ピクサー」、2009年にはバットマンやアイアンマンなどの「マーベル」、2012年にスターウォーズの「ルーカスフィルム」、2019年には映画配給会社の「20世紀フォックス」を買収し、今ではあらゆるメディアをカバーしていることから、メディアコングロマリットって呼ばれているよ。

子供から大人まで、全ての人がディズニーを通して楽しむことができますね!
ビジネスモデル

ディズニー社の事業は大きく分けて4つあります。
スタジオ・エンターテイメント
ディズニー社の核となる部分、映画の制作や配給を行っている部門です。
世界中で愛されているディズニーのキャラクターは、スタジオ・エンターテインメントから生まれています。
いかに魅力のあるキャラクターを作れるかによって他の事業部門にも大きな影響を与えるので、まさに事業部門における花形ではないでしょうか?
- 制作した映画のライセンス料や、劇場のレンタル料
- DVDやBlu-ray、デジタル配信の売上
- TV、SVOD配信などのライセンス料
メディア・ネットワーク
ABC放送、ESPN(スポーツ専門チャンネル)、ディズニーチャンネルなどのテレビ番組、ケーブルテレビ番組の制作などを行っています。
- 国内ケーブルネットワークや衛星放送によるアフィリエイト収入
- CM等広告主からの広告収入
- 他番組への使用権等のライセンス料
パークス・エクスペリエンス・プロダクツ
一番馴染みがある部門ですね。
フロリダやカリフォルニアにあるディズニーランドや、リゾート、ホテルなど宿泊施設の運営、キャラクターグッズなどの商品販売等があります。

東京ディズニーランドなどのライセンス料はここに入ってくるんですね~

ちなみにオリエンタルランドの決算書を見ると、2020年度のライセンス料は約91億円みたいだね。

- ディズニーランドの入園料
- ホテル、リゾートの宿泊料
- キャラクター関連商品などのグッズ販売料
ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナル
今ディズニー社が一番力を入れている部門です。
disney+やhuluなどの動画・ストリーミング配信サービスの提供を行っています。

disney+は2019年から配信を始め、約70か国で1億2,000万人が加入している超人気サービスだよ!
- サブスクの月額課金料
- 動画サービス内での広告料
事業部門別の売上構成比は、以下の図のようになります。


あれ?
パーク運営が圧倒的かと思ってたけど、そんなことないんですね~。

ABC放送は日本で言うフジテレビやTBSみたいなものだし、ネットフリックスを見れば分かるけど、動画サービスもすごい勢いで伸びてるからね。パーク運営だけじゃなく、様々なメディアで稼げるビジネスモデルになっているよ!
競合他社
メディア関連ではコムキャスト【CMCSA】やAT&T【T】、動画配信サービスではネットフリックス【NFLX】が競合になります。

ケーブルテレビ、メディア運営の会社。
映画配給、USJなどのテーマパーク運営を行うNBCユニバーサルを傘下に持つ巨大企業。
時価総額:2,300億ドル

携帯電話等の情報通信、衛星テレビ、メディア運営の会社。
ドコモやKDDIのような携帯会社のイメージだが、映画配給のワーナーブラザーズで有名なワーナーメディアを傘下に持つなど、ややメディア色が強い。高配当でも有名。
時価総額:1,700億ドル
世界190か国以上で会員数2億1,000万人以上を抱える超有名動画配信サービスの会社。
アメリカの主要テック企業の総称FAANGと呼ばれているほど、ここ数年で急成長している。
ディズニー社とは、会員数の推移で比較されることが多い。
時価総額:2,900億ドル
株価
基本情報
2021年11月現在で、約150ドル前後で推移しています。
S&P500とDISの直近5年チャートを比較すると、全体的にアンダーパフォームしています。

ここ最近で大きく下がってますけど、何かあったんですか!?

11月上旬に決算発表があったんだけど、disney+の会員数の伸びが鈍化してきたのが大きな理由だよ。決算翌日は8%近くさがってたかなー。
業績

売上、利益ともに順調に推移していたものの、2020年は映画館やテーマパークの閉鎖など、コロナの影響をもろに受け、まさかの赤字転落。
テーマパークの再開で持ち直してきてはいるものの、感染対策のコスト増で、依然厳しい状況は続いています。


こちらのグラフはマネックス証券の銘柄スカウターを利用しています。
正直このツールを使うためだけに口座開設するのもアリなくらい使いやすいので、かなりおススメです。
配当実績

2019年までは9年連続増配を続けていたのですが、コロナ禍での赤字を受けて、残念ながら現在は無配当株になっています。

配当を出していた頃の利回りは約1.5%前後で、7、12月支払いの変則配当グループに該当していたよ。
ディズニーの強みや将来性

最後にディズニーの強みや、将来性についてまとめてみます。
キャラクターの圧倒的ブランド力

上の図は2019年に公表されたキャラクター別の総収益ランキングです。
この図で言うと「くまのプーさん」、「ミッキーマウス」、「スターウォーズ」、「マーベル」など上位のほぼすべてはディズニーが所有しており、他と比較しても圧倒的です。

なぜ1位がポケモンで2位がハローキティなのかはよく分かりませんが…
長期投資をするうえで外せない要件として、ウォーレン・バフェット氏は参入障壁が高いこと、ブランド力に優れていることを挙げています。

長く保有しているコカ・コーラがまさにそうですね!
ディズニーは創業時から長い年月と費用をかけて、万人受けする魅力的なキャラクターを作り上げてきました。
子供はディズニーの映画やアニメに夢中ですし、大人だってスターウォーズやピクサー作品を楽しみにしています。
これほどまでに確固たる地位を築いたディズニーですから、今後ディズニーに並び立つ会社はなかなか出てこないのではないでしょうか?
無駄のないビジネスモデル
2つ目の強みはディズニーの無駄のないビジネスモデルです。
まずスタジオ・エンターテインメントで魅力的なキャラクターたちの映画の配給を行い、DVDやBlu-rayでの販売、disney+で放映します。
その後テーマパークへの誘致やグッズ販売を行い、 TVや衛星放送でも放映を行うという4段構えです。

無駄がない…
着回しの効くパーカーくらい無駄がないです…!!

最近だと「アナと雪の女王」が良い例だね。
映画、歌はキャラグッズは爆売れ、続編も放送され、新しくテーマパークも作られてるよ。
2021年現在はテーマパークの不調、disney+の赤字で営業利益率は12%前後ですが、2016~2018年までの営業利益率は20~25%で推移していましたから、いかに上手く利益を上げているかが分かります。

なのでゲーム会社ほどではないけど、いかに魅力的映画やキャラクターを作れるかが大事になってくるね!
メタバースへの参入

個人的に一番期待しているのが、この「メタバース」への参入です。
具体的な内容までは名言されていませんが、CEOもメタバースへの参入を表明しています。
将来的にこのメタバースの市場規模は約1兆ドルにもなると言われており、フェイスブック(メタ)やマイクロソフトのようなIT企業はもちろん、今ではナイキやアディダスなどの超大手アパレルメーカーもメタバースへの参入を表明しています。

仮想空間上でのアバターに着せる服や靴をデザインし、販売するってことだね!
ディズニーはこのメタバースとの相性が非常に良く、より没入感の高い作品を作ることができますし、テーマパークではさらに非現実的な体験をすることもできます。

ナイキやアディダスみたいに、仮想空間上のでキャラクターグッズ販売だってできちゃいますね!
人々が豊かになれば、余暇の時間は増えますし、その時間は娯楽に充てられます。
さらに世界の人口は右肩上がりで増えていくことを考えると、将来性は充分に期待できそうです。
まとめ

最近は下落トレンドが続いているのでなかなか手を出しにくいですが、長期で見れば超優良企業だと思うので、参考になれば幸いです!
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