最近S&P500が最高値更新っていうニュースもあって、アメリカ株が絶好調ですね!
そうだね!
特に新興企業の多いNASDAQはGAFAMを中心に物凄い勢いで伸びているね!
すっすごい…!!
私もアメリカの株に挑戦してみたいので、さっそく駅前の証券会社に行って相談してきますね!
ちょっと待って!!
証券会社に相談に行っても無駄に高い手数料を払わされるだけで何の得にもならないよ!
そうなんですね…!
じゃあどこでアメリカの株を買えばいいんですか~?
今はネット上で全て完結できて、手数料も安いネット証券がおススメだよ!
わざわざ窓口に行く必要もないし、余計や勧誘もないからこれから株を始める方にとっても安心なんだ!
先輩がそう言うならネット証券にします!
でもネット証券でも色々な会社があって迷いそうですね…
そうだね。
ネット証券の中でも会社によって色々な違いがあるから、今日は僕が米国株投資におススメの証券会社を3社紹介するよ!
- これから米国株投資をしようと考えている方
- どの証券会社を使おうか悩んでいる方
- 各証券会社の特徴やポイントを知りたい方
比較するポイント
会社によって色々違いがあるみたいですが、どこに注目すればいいんですか?
それはね、
取り扱い銘柄数、手数料、サービス内容の3つだよ!
取り扱い銘柄数
証券会社によって取り扱っている銘柄数は様々です。
自分が買いたい米国株があっても、実際に取り扱っていなければ意味がありませんからね。
現在アメリカに上場している企業の数は約4,000社に近いと言われているので、目安としては3,000銘柄以上の取り扱い銘柄数があれば十分だと思います。
米国ETFにも興味あるんですけど、ETFにも投資できますか?
もちろん!
これから紹介する3社であれば、メジャーどころのETFは全部揃っているよ!!
手数料
2つめは手数料です。
ここで言う手数料とは、株を売り買いするときの売買手数料と、為替手数料があります。
売買手数料は日本株でも同様にかかる手数料なのでイメージしやすいですが、これから米国株を始める方には為替手数料はあまり馴染みがないかもしれません。
米国株はアメリカの株式市場に上場している株を購入するので、日本円ではなく米国ドルでしか購入できません。
なので、日本円を米国ドルに転換するための為替手数料が追加で発生するのです。
でもわざわざ円からドルに換えなきゃいけないのって結構手間ですね…
そんなことないよ!
米国ドルでしか買えないとは言ったけど、証券会社には日本円を米国ドルに換えてくれる「円貨決済」サービスがあるから、わざわざ自分でドルに換える必要はないんだ!
ただ自分でドルに換える手間を証券会社がやってくれるから、その分為替手数料が高くなることが多いよ。
サービス内容
この操作性に関しては先ほどの銘柄数、手数料より優先度は下がりますが、証券会社によっては時間外取引ができたり、スマホのアプリで株の売買ができたり、定期買付サービスがあったりなど様々な違いがあるので、自分に合った証券会社を選ぶのが良いと思います。
私の場合米国ETFの定期買付をしたかったので、定期買付サービスのある証券会社に決めました。
基本情報まとめ
まずは比較しやすいように、各証券会社の基本情報をまとめてみたよ!
銘柄数 | 売買手数料 | 為替手数料(1ドル) | アプリ | 操作性 | |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 約3,500銘柄 | 約定代金の0.45% | 25銭(最大2銭) | × | △ |
楽天証券 | 約3,500銘柄 | 約定代金の0.45% | 25銭 | 〇 | 〇 |
マネックス証券 | 約4,000銘柄 | 約定代金の0.45% | 買付時:0円 売却時:25銭 | 〇 | ◎ |
売買手数料はどこも一緒だけど、為替手数料に違いが出ていますね!
米国株への投資は、この3社から選べば間違いないよ!
後は各社の操作性や、サービス内容について詳しく見ていこう!
おススメの証券会社3選
じゃここからは、おススメの証券会社について詳しく紹介していくね!
SBI証券
まずはネット証券で口座開設No.1の、SBI証券です。
基本情報をまとめると、こんな感じになります。
銘柄数 | 約3,500銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.45% |
為替手数料(1ドルあたり) | 25銭(最大2銭まで値下げ可能) |
特徴的なサービス | 定期買付サービス |
SBI証券の特徴は、為替手数料が最大2銭になることと、定期買付サービスがあることだね!
為替手数料
SBI証券で米国株を購入するには、日本円を証券会社がドルに転換し、米国株を購入する円貨決済と、自分でドルに転換し、購入する外貨決済の2パターンがありますが、円貨決済だと1ドルあたり25銭の手数料がかかるところ、外貨決済にするとわずか4銭しかかかりません。
しかもSBI証券は住信SBIネット銀行との連携がスムーズにできるので、時間にすると1分程度で円からドルへの転換ができますし、外貨積立を利用すれば、1ドルあたり2銭まで手数料を抑えることができます。
1ドル=100円とすると、100万円をドルに換えた場合、
25銭だと2,500円、2銭だと200円…
結構違いますね!!
投資信託もそうだけど、極力手数料を抑えるのが投資の鉄則だね!
定期買付サービス
この米国株・米国ETFの定期買付サービスはSBI証券でしかできない独自のサービスで、毎月決まった日、もしくは曜日に自動で買付をしてくれます。
この定期買付は投資タイミングを気にする必要がなく、為替リスクを下げることもできるので、特に米国ETFを購入する際におススメのサービスです。
住信SBIネット銀行の外貨積立で為替手数料を2銭に抑え、その転換したドルで毎月定期買付をするなんてこともできるよ!
操作性
SBI証券の操作性ですが、正直あまり良くはありません。
理由はスマホのアプリに対応していないことと、評価額が把握しづらいことです。
日本株の場合はアプリで株の売買ができるのですが、米国株には対応していないので、スマホで米国株の購入をしたい場合はウェブサイトからログインする必要があります。
これがイチイチIDとパスワードを入力しないといけないので、結構面倒なんですよね…
また日本株と米国株の評価額が同じ画面に表示されず、一度に見ることができないので、これもちょっと面倒だったりします。
総合評価
銘柄数 | |
手数料 | |
操作性 | |
定期買付サービス |
操作性はイマイチだけど、十分な銘柄数と、格安な為替手数料、魅力的な定期買付サービスということで紹介させていただきました。
本来ネット証券はサポートサービスは手薄いのですが、今新規口座開設をすると無料の電話サポートサービスが受けられます!
これから投資を始めようと思っている方は、ぜひ検討してみてくださいね!
楽天証券
次におススメなのは、楽天ポイントでお馴染みの楽天証券です。
こちらも基本情報から見ていきましょう。
銘柄数 | 約3,500銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.45% |
為替手数料(1ドルあたり) | 25銭 |
特徴的なサービス | 1%のポイント還元 |
楽天証券の魅力は、1%のポイントバック還元だね!
ポイントバック還元
売買のときに発生した手数料が500円なら5ポイント、1,000円なら10ポイントと、売買した分だけポイント還元があるのが、楽天証券の最大の魅力です。
貯めたポイントは日本株や、投資信託に投資できるよ!
操作性
良くも悪くも楽天のサービスだなぁ~といった感じで、基本的にガチャガチャしてます。笑
ただ普段から楽天カードや楽天市場を使い慣れている人であれば、問題なく使えると思います。
スマホアプリの「iSPEED」も評判いいですし、企業情報や銘柄分析などのツールも充実しています。
欠点を挙げるとすれば、チャートの反映がリアルタイムではなくて15分遅れになる部分でしょうか?個人的にはリアルタイム取引である必要はないですし、特段デメリットには感じません。
総合評価
銘柄数 | |
手数料 | |
操作性 | |
楽天経済圏 |
銘柄数、手数料も申し分なく、操作性もバツグン。
米国株ではありませんが、投資信託の楽天カード決済ができたり、楽天ポイント投資ができたり、楽天市場のポイント還元率が上がったりと、楽天経済圏の人にとっては最強の証券会社です。
日本株投資でも、持っておいて損はなさそうですね!!
マネックス証券
最後はマネックス証券です。
米国株に積極的に投資をしたい人にとっては、一番の証券会社かもしれません。
銘柄数 | 約4,000銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.45% |
為替手数料(1ドルあたり) | 買付時:0円 売却時:25銭 |
特徴的なサービス | 銘柄スカウター |
マネックス証券の魅力は豊富な銘柄数、無料の為替手数料、銘柄分析ツール「銘柄スカウター」の3つだね!
銘柄数
マネックス証券の取り扱い銘柄が一番多いのには理由があります。
それが「シンボルプラス」という銘柄要望受付サービスです。
自分が買いたい銘柄の取引がない場合には、マネックス側に要望を出すことによって取引できるようになる可能性があります。
既に4,000銘柄以上の売買が可能なので、よほどのマイナー銘柄でない限りは問題ないと言えますね。
為替手数料
本来は他社と同様1ドルあたり25銭かかる買付時の為替手数料ですが、マネックス証券は期間限定ではあるものの、無料になっています!
ただし、為替変動などを踏まえて定期的に見直しを行うみたいですが、2019年からずっと続いています。
金額が大きくなればなるほど為替手数料もバカにならないので、この無料サービスは嬉しいですね!
操作性
何と言っても一番の魅力は、銘柄分析ツール「銘柄スカウター」です。
投資家にとって企業の業績や株価指標は、森の中のコンパスのような、道しるべとなるもの。
それが米国の企業となると財務諸表は全部英語だし、調べるのに結構時間がかかるんですよね。
それがこの「銘柄スカウター」が出てからはわざわざ他のサイトで調べなくてもマネックスの中で完結してしまうので、非常に重宝しています。
下の図はアップルの業績ですが、すごく見やすくないですか?
このツールを利用するためだけでも、マネックス証券の口座を開設する価値はあると思っています。
総合評価
銘柄数 | |
手数料 | |
操作性 | |
銘柄スカウター |
銘柄数、手数料、操作性のどれをとっても優秀なマネックス証券。
銘柄スカウターは一度使ってみて、その良さを実感してください!
まとめ
- 米国株投資はSBI証券、楽天証券、マネックス証券から選べば間違いなし!
- 為替手数料を安く抑えたい、定期買付サービスを利用したいならSBI証券
- 楽天経済圏の住人なら、楽天証券
- 米国株にガチで投資したいなら、マネックス証券
先輩、ありがとうございました!!
駅前の証券会社へ相談に行かなくてよかった…
正直この3社から選べば失敗はないし、無理に1つに絞る必要もないよ。
皆さんも色々使ってみて、自分に合う証券会社を選んでみてくださいね!
コメント