10年以上運用実績があって年率15%超の投資先があるんだけど、君もやってみない?
知らない人からこんな事を言われたら、ポンジスキームや未公開株のような投資詐欺を疑ってしまいますよね?
今回はそんな詐欺案件のような、毎年超絶リターンをたたき出している米国株ETF、VUGのご紹介です。
どうも!もぐすけです!
VOOやVTI、QQQなどは知っていても、VUGを知らない方はまだまだ多いと思いますので、ボクの個人的な意見として、VUGの魅力やメリットなんかをお伝えしていきます!
確かに最近投資信託なんかでETFって言葉を聞くようになりましたね~。
選択肢を知るのはイイコトだと思うので、ぜひお願いします!!
- これから米国株ETFへの投資を始めようと考えている方
- 比較的リターンの高いETFを探している方
- QQQのようなハイテクETFだけだと怖いので、少しリスクヘッジをしたい方
じゃまず概要から見ていくね!
VUGの概要
基本情報
- インデックス:CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス
- 純資産額:約9.2兆円
- 経費率:0.04%
- 配当利回り:約0.4%
- 銘柄数:287銘柄
- 設定日:2004年1月30日
えっ…
要はどういうこと?
もう少しかみ砕いてみよう。
上記6項目において、一定基準を満たした会社に投資を行います。
つまり…!?
短期、長期ともに成長しており、投資もガンガン行っている企業に投資をするETFってコトだね!
純資産額
純資産額は、約9.2兆円です。
9.2兆円って聞くとかなり多そうなイメージですが、他のETFと比べるとどうなんでしょうか?
純資産額が多い=投資家からの人気が高いって意味なんだけど、VUGは1,000を超えるETFの中で、第11位だよ!!
それってめっっちゃ人気じゃないですか!!!
日本ではあまり馴染みがないけど、海外では超メジャーなETFだね!
経費率
経費率は0.04%です。
100万円投資したら、年間400円ですか…
日本の投資信託なんか1%超えてるのいっぱいありますよ!?
まあいかに金融リテラシーが大事かが分かるね笑
この経費率は他のETFと比べても最安クラスだと思って大丈夫だよ!
配当(分配金)利回り
配当利回りは、約0.4%です。
配当の利回りは期待しちゃダメですね…
後でセクターや構成銘柄も見てみるけど、配当より自社の成長にお金を回す無配当のハイテク企業が多いから、そこは仕方ないね。
セクター比率、構成銘柄
情報技術と一般消費財で約75%…
これにはレイ・ダリオさんもビックリですね…
それだけ情報技術が成長しているってコトだね。
次は構成銘柄も見てみようか。
上位はやっぱりGAFAMが占めてますね!
2021年9月30日現在だけど、287銘柄中上位10銘柄の占める割合は47%になってるよ。
VUGのリターン
これが噂の年率リターン15%超ってやつですか…
てか1年で見ると43%だし5年でも24%なんですけど!?
う~ん。
なんか投資詐欺でももう少し控えめなリターンで釣りそうなもんだけど…
例えるとマンガの主人公を超えちゃった大谷翔平選手的な!?
チャートで見ると下の図のようになります。
えっと…
誰か私を10年前の世界に連れてってくれませんかね~!!
これはVUGとみんな大好きS&P500(VOO)の比較だけど、ここ数年は特にぶっちぎっちゃってるね!
前に誰かからS&P500が最強って教えてもらったんですけど、上には上がいるんですね…
メリット
- あのS&P500をも超える超絶リターン
- ハイテク企業だけではなく、短期、長期での成長を軸に、様々なセクターの高成長企業をカバーできる
- 経費率が安く、大きなキャピタルゲイン(売買益)が狙える長期保有に適している
さっきも言ったとおり、一番のメリットはみんな大好き年率7%超えS&P500をも上回るリターンかな。
設定来の2004年から見ても12%超ってちょっと異常ですよね…
S&P500以外にもテーマETFのような短期ではものすごいパフォーマンスを見せることはあっても、VUGのように10年、20年も高いパフォーマンスを維持し続けるのは難しいだろうね。
後はハイテク企業だけじゃなくて、他のセクターもカバーできるっていうのはどういうコトですか~?
じゃ具体的にハイテクETFの王様QQQのセクター比率と、ポートフォリオに占める上位10銘柄を比べてみようか。
セクター比率、上位10銘柄
QQQ | 割合 | VUG | 割合 |
---|---|---|---|
マイクロソフト | 10.78% | アップル | 10.40% |
アップル | 10.55% | マイクロソフト | 9.90% |
アマゾン | 7.59% | アルファベット | 7.10% |
テスラ | 5.69% | アマゾン | 6.60% |
エヌビディア | 4.99% | メタ(フェイスブック) | 3.80% |
アルファベット(C) | 4.05% | テスラ | 2.90% |
アルファベット(A) | 3.79% | エヌビディア | 2.30% |
メタ(フェイスブック) | 3.37% | ビザ | 1.70% |
アドビ | 2.01% | ホームデポ | 1.60% |
ネットフリックス | 1.91% | ディズニー | 1.40% |
左がQQQ、右がVUGだね。
こうして比較してみると、同じグロース株へ投資するETFでも中身は結構違うのが分かるよ。
QQQは確かナスダックに上場する金融以外の上位100社を集めたETFでしたよね?
VUGにはその金融セクターが入っているのはもちろん、ハイテクETFなのに資本財や不動産の割合が意外と高いのがビックリしました!
ナスダックに上場している企業って比較的新しいIT企業が多いから、どうしても情報技術や通信の割合が高くなるんだよね。一般消費財の割合も大きいけど、これって中身を見たらテスラとアマゾンだし。
一方VUGの投資対象は短期・長期でも成長している会社だから、セクター関係なくこれから伸びていく企業に投資をすることができるんだ!
今は2010年代はハイテク中心だったけど、これから将来どうなるか分からないからね。
ハイテクが下火になっても今はやりの成長企業に投資ができる。これがVUGの強みだね!!
確かにそうなったらハイテクばっかりのQQQは、
冬の時代に突入しちゃうかもしれないですね…
後は経費率が0.04%とQQQの1/5で長期保有にも向いているから、一般NISAで買ってみるのも面白いんじゃないかな!?
デメリット
- QQQにリターンが劣っている
- S&P500と比べるとリスクが高い
正直デメリットはあまりないと思ってるんだけど、リターンはQQQに劣るっていうのは知っておくといいよ。
直近5年のQQQとVUGのチャートだよ。
確かにこう見ると、QQQでいいような気がしないでもないです…
まあVOO(S&P500)と比べると、どっちも超優秀ってだけなんだけどね。
てかインデックス投資の5年リターンが100%超えって普通にオカシイですよね…
後はS&P500と比べると銘柄数も約280と半分くらいだし、基本的に成長株は景気に敏感な傾向があるから、当然S&P500よりリスクは高いよ。
リターン、リスクが高い順に並べると、QQQ>VUG>VOOって感じかな。
そういう意味では、VUGはリターンとリスクのバランスが取れているって感じがします!
VUGへの口コミ
VUGを売って、全額QQQに乗り換えも考えたが、ハイテクに片寄らず、分散性が効いているため、保有するつもりです。GAFAMの伸びがが鈍化したとき、VUGの方が上回るのか、楽しみです。経費率0.04%の安さと、純資産ランキング上位という点でもメリットあると思う。
— 米国ETFコツコツマン (@ETFkotsukotsu) November 12, 2021
VUGって完璧ですよね!
歴史的にバリューよりグロースですし
その時々の成長グロースに入れ替えてくれますし
EPSや売上の連続成長銘柄しか含まれませんし
大型銘柄のみですので、倒産リスクも低いですし— 森見@米国株は美人投票🇺🇸 (@roubaikinshi) November 9, 2021
そんな私は $QYLD を売却しました!
やはり少額サラリーマンが高配当株全ツッパしたところで、貰える配当金が少ないのよ😂そうなると主軸は $VTI $VOO $VUG
スパイスに $SPXL
保守的に $KO $JNJ あたりの個別銘柄
夢も見たいし $PLTR— DERA@少額米国株投資サラリーマン🇺🇸 (@43Deradera) October 28, 2021
日本でも買ってる人は買ってるんですね!
VUGをメインにするってよりかは、毎月の積立はS&P500や全世界株式に投資をして、ややポートフォリオをハイテク寄りにしたい場合にVUGに投資するって人が多いイメージだね!
まとめ
- 経費率が安く長期保有に向いており、S&P500を超えるリターンが魅力
- ハイテクだけではなく、時代によって変わる成長企業へ投資ができる
- S&P500以上QQQ未満のリターンで、人によっては中途半端という印象かも?
ボクもメジャーな投資信託へ毎月積立をしつつ、高配当株へ投資をしているんですが、少しハイテクの比率を高めたいという意図でVUGへの投資をしました。
現在手数料が安くてVUGに投資ができる商品(投資信託)がないので、今後新しく投資信託ができたらそっちで積立をするのもアリかもしれませんね!
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