どうも!
もぐすけです!
2024年から新NISAが始まりますが、今回は年240万円まで投資ができる成長投資枠で購入したい米国株ETFを3つほどお伝えしたいと思います!
新NISAって言うのは1階の積立枠を使い切らないと2階部分が使えない、すご~く分かりづらい方じゃなくて、2022年の12月に発表された方のNISAですよね!?
そうだね!
未だに古い情報が残っているから簡単に該当をまとめると、
・NISA制度、非課税期間が無期限へ
・つみたてNISA、一般NISAの一本化
・非課税枠の拡大(1人1,800万円まで)
・年間の投資上限額の引き上げ(年360万円まで)
大きくこの4点が変更になるよ!
これまでつみたてNISAなら年40万円、一般NISAなら年120万円の上限だったのが、一気に枠が拡大されましたね!
そうだね!
毎月の積立はつみたてNISA、それ以外は特定口座で株を買っていた人も多いと思うから、2024年からは両方で非課税枠が使えるようになるのはかなり嬉しいね!
NISAが一本化されてつみたて枠で年120万、成長枠で年240万まで投資ができるようになるんだけど、今回はこの成長枠で購入したい米国株ETFを3つほど紹介するよ!!
選定ポイント
じゃあさっそくETFの紹介をしようと思うんだけど、その前に少しだけ今回の選定ポイントだけ簡潔にまとめてみるね。
特に重要な2点に絞ってピックアップしました!
将来性
投資するうえで、株価の成長が見込めるかどうかは最重要ポイントです。
株、債券、不動産など投資対象は色々ありますが、10年以上の長期保有を考えるなら、一番リターンが見込める株への投資をおススメします。
銀行預金だと0.001%くらいしか利息がもらえないから、
高いリスクを負ってでも株に投資するんですもんね!!
株の種類にもアメリカのような先進国に投資をするか、これからの成長が見込める新興国に投資をするか、ITなど成長の期待できるグロース株か、配当利回りの高いバリュー株かなど選択肢はかなり多いけど、個人的には今後の人口増加にも期待でき、技術革新が起こりやすい米国への投資がいいと思うよ!
えっ、アメリカ株ですか~!?
アメリカの株は2022年に入ってから20%以上下がっているし、危ないからやめた方がいいって聞きましたよ?
確かに今年は1年通して右肩下がりだしレバナスのようなレバレッジを効かせた商品を買っている人はさらに悲惨だけど、長い目で見ればここまで株価が成長している国は他にないからね。やっぱりアメリカは外せないかな。
成長投資枠では米国株ETFに、つみたて枠は全世界株や新興国にといったように、枠に応じて分散投資をするのもアリですね。
長期保有向き
非課税期間が無期限になったことにより、さらに長期保有しやすくなりました。ただ長く持つことを考えると、保有するだけで発生する費用もバカになりません。
またあまり人気のない銘柄は繰上償還といって、預けていたお金を返却されてしまうリスクがあります。
そのためETFを選ぶ際には、経費率(信託報酬)が安く、繰上償還の心配がない純資産額の多い銘柄を選ぶことをおススメします。
確かに持っているだけで発生しちゃう手数料は、
安いに越したことないですからね~!
ただ手数料の目安としてはどのくらいでしょうか!?
そうだね~。
ETFは投資信託より経費率が安い傾向にあるから、
自分は0.2%以下という基準で選ぶことが多いかな。
なるほど!
100万円分株を持ってたら、年間2,000円の計算ですね!
純資産額ならどうですか~?
経費率が安い銘柄なら純資産額も多いから、
それほど気にはならないんだけど、100億円以上はあってほしいね。
購入したい米国株ETF3選
では本題の米国株ETFを3つ紹介するね!!
3位 VYM
- インデックス:FTSE ハイディビデンド・イールド指数
- 経費率:0.06%
- 直近分配金利回り:3.63%
- 銘柄数:約400銘柄
- リバランス:年1回
- 純資産額:約6兆8千億円
- 設定日:2006年11月10日
3位は高配当株として人気のVYMを選びました。
「ずっと非課税だからこそ、高配当株に投資したい」って思う人に向いているETFです。
しかも高配当だからといって配当だけじゃなく、株価の値上がりにも期待できるのがVYMのいいところだね!!
しかも暴落にも強いんですね~!
これは何か理由があるんですか!?
約400銘柄のうち1/4はディフェンシブと言われる生活必需品やヘルスケアの会社が組み込まれていて、景気の影響を受けにくい設定になっているよ!
青がS&P500、赤がVYMですが、年初来から見ればほぼノーダメージです。
ほったらかしでも毎年3%近い配当を受け取れ、暴落時にも強く、枕を高くして寝れますね。
2位 VIG
- インデックス:ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数
- 経費率:0.06%
- 直近分配金利回り:2.3%
- 銘柄数:約210銘柄
- リバランス:年1回
- 純資産額:約9兆円
- 設定日:2006年4月27日
2位は10年以上連続して増配している企業を集めたVIGです。
「年々配当金を増やしている増配株が好きで、売買益にも期待したい」って思う人に向いているETFです。
配当ももらいつつトータルリターンも期待できる点では3位のVYMに似てますが、
VIGは配当よりも売買益に比重を置いているイメージです。
年々配当を増やしているってコトは、
今後もらえる配当金が増えていく可能性もありますよね!?
そうだね!
今の配当利回りは高いとは言えないけど、将来を期待して買ってる人は多いと思うよ。
S&P500よりダメージは少ないけど、VYMほどではないですね…
VIGは景気に敏感なテクノロジーや資本財の比率も多いからね。
逆に好景気の時にはVYMより高いリターンが期待できるよ!
1位 VUG
- インデックス:CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス
- 純資産額:約9.7兆円
- 経費率:0.04%
- 配当利回り:約0.84%
- 銘柄数:約280銘柄
- 設定日:2004年1月30日
1位には大型のグロース株で構成された、VUGを選びました。
「短期間の上下は気にしない、S&P500を超える高いリターンを求めている人」
に向いているETFです。
リスクとリターンのバランスに優れ、非課税枠を最大限に活かすことができます。
VUGはテクノロジーの比率が高いんですよね。
でもリターンを求めるなら、
ハイテク企業を集めたQQQでもいいんじゃないですか~?
確かにQQQも魅力的ではあるけど、経費率が0.2%とやや高めなのと、VUGは業種関係なく成長している会社に投資できる点が優れていると思ってるよ!
赤がVUGですよね!?
年初来でマイナス30%超えちゃってますよ…
確かに今年のパフォーマンスはすこぶる悪いけど、
長く持つこと前提にすると、安く買えて仕込むにはいいタイミングだと思うな。
ETF比較
青がVYM、緑がVIG、赤がVUGですが、より長期のチャートで見ると、だいぶ印象が変わります。
VUGはコロナでガツンと下げてからの上昇が凄まじいですね…!!
そうだね!
これは配当を除く株価のチャートだから一概に比較はできないけど、
リターンだけでみたらVUGの圧勝かな。
過去のデータだけを見て将来のリターンは予想できませんが、銘柄選びの参考にすることはできます。
ボクは全てのETFを保有してますが、一番保有しているのはVYMです。
リスクとリターンは表裏一体なので、自身のリスク許容度に合わせて選びたいですね!
おススメの証券会社3選
最後に新NISA口座の開設におススメの証券会社を3つほどご紹介するよ!
SBI証券
最初におススメするのはネット証券で口座開設No.1の、SBI証券です。
銘柄数 | 約6,000銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.495% |
為替手数料(1ドルあたり) | 25銭* |
特徴的なサービス | 手数料無料キャンペーンあり |
SBI証券の一番のメリットは、住信SBIネット銀行を利用すれば為替手数料が最大3銭まで安くなる点です!!
SBI証券で米国株を購入するには、日本円を証券会社がドルに転換し、米国株を購入する円貨決済と、自分でドルに転換し、購入する外貨決済の2パターンがありますが、円貨決済だと1ドルあたり25銭の手数料がかかるところ、外貨決済にするとわずか6銭しかかかりません。
しかもSBI証券は住信SBIネット銀行との連携がスムーズにできるので、時間にすると1分程度で円からドルへの転換ができますし、外貨積立を利用すれば、1ドルあたり3銭まで手数料を抑えることができます。
1ドル=100円とすると、100万円をドルに換えた場合、
25銭だと2,500円、3銭だと300円…
結構違いますね!!
ETFの経費率もそうだけど、極力手数料を抑えるのが投資の鉄則だね!
また期間限定ではありますが、今なら2か月間取引手数料が無料のキャンペーンもありますので、これから始める方には非常にありがたい内容ですね。
マネックス証券
次はマネックス証券です。
最近は米国株に非常に力を入れており、新しく始めるならマネックス証券がベストかもしれません。
銘柄数 | 約5,000銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.495% |
為替手数料(1ドルあたり) | 買付時:0円* 売却時:25銭 |
特徴的なサービス | 銘柄スカウター 買付手数料無料のETFあり |
手数料も最安水準ですし、買付時の為替手数料も無料。
投資家から人気のあるVTIやQQQなど買付手数料が無料のETFもあったりと、充実した内容です。
中でも銘柄スカウターというツールは非常に見やすく、銘柄分析などにかなり重宝します。
マネックス証券も最大3万円のキャッシュバックキャンペーンなど嬉しいサービスも多いので、一度チェックだけでもしておくのをおススメします!
楽天証券
最後の3つ目は楽天証券です。
銘柄数 | 約4,000銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.495% |
為替手数料(1ドルあたり) | 25銭 |
特徴的なサービス | 楽天ポイント投資 楽天市場SPU0.5倍加算* |
これまでのSBI証券やマネックス証券と比較し、これといった特徴はありません。
逆に米国株ではないものの、クレカ積立でのポイント還元率の引き下げ、投資信託の保有数に応じたポイント付与率の低下、楽天市場のSPUの条件変更など度重なる改悪が目立ちます。
楽天証券のサイト自体は非常に見やすく使いやすいんですが、現状無理して使うメリットは少ないかな。
ただ楽天ポイントで投資ができるのは嬉しいですね!!
まとめ
以上がボクのおススメする米国株ETF3選でした!!
リスク許容度の範囲内で、楽しい投資ライフを送りましょう!
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