どうも!もぐすけです!
今回は私も実践している、米国株を定期積立で投資するメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います!
- 米国株を長期保有目的で投資したいが、どのタイミングで投資するか悩んでいる方
- 会社勤めで銘柄研究に時間が割けない方
- NISAの投資枠が余っている方
米国株ETFとは?
アメリカ市場に上場している投資信託のこと。
投資信託とは違いリアルタイムで株価が変動するので、「指値」や「成行」注文ができ、分配金の支払いがあるのも特徴です。
投資信託より種類が豊富で、S&P500に連動するVOOや、アメリカ市場全体へ丸ごと投資するVTI、アメリカ以外の先進国へ投資をするVEA、新興国のVWO、金へ投資するGLD、高配当株詰め合わせパックのVYM、生活必需品セクターのVDCなど、自分の投資スタイルに合わせたETFを見つけることができます。
米国株ETFと言ってもアメリカ以外の国に投資できたり、金への投資もできるんですね~!
ETFは「20世紀最大の発明」と呼ばれるほど優秀な金融商品で、分散はもちろん上場している分手数料が安いというメリットもあるよ!
積立を実施している方の口コミ
実際に米国株ETFを積立投資している方の口コミも見てみよう!
【42ヵ月目】
🗽米国株ETF毎月積立🇺🇸
今月は、VYMを20万円分買増し。🌟VOO:+0口、累計158口
✅平均取得単価264.3$
💵評価額:53,587.3$
(評価損益➕11,824.8$)🌟VYM:+22口、累計478口
✅平均取得単価85.2$
💵評価額:43,201.7$
(評価損益➕2,495.2$) pic.twitter.com/JOHsDNallj— 妻ごはん🍴🍱🌟育児投資家 (@hirosuke_kun) December 26, 2020
今年、本格的に投資を始めた途端にコロナショックでボロボロにされました😇
それでも続けたETFや投資信託の積立投資は含み益がどれも20%前後になりました😍
個別株は才能が入りますが、積立投資は少しの勇気と少しの忍耐力だけでオッケーなので、私のような素人向けです😁🎈
— パス@投資ブロガー (@passinvestcom) December 31, 2020
今日は大納会。
今年は投資方針を大幅に変えた年。
日本株から米国株。
個別株からETF。
一括購入から積立購入。
あとで振り返ったとき、この選択が合っていたと言えたら良いな😄— 投資クラブ部長@セミリタイアの景色を見にいきたい (@toushi_bucho) December 30, 2020
投資信託をメインに、サブで高配当のETFに投資をしているって方が多いみたいですね~!
メインは投資信託で利回りを最大化して、サブである高配当ETFの分配金をもらうっていう考え方だろうね!
メリット
投資タイミングを気にする必要がない
株は安く買って高く売るが基本ですから、短期売買目的で投資をする際のタイミングは非常に重要です。
高値でジャンピングキャッチしてしまったら目も当てられませんからね。
仮に2007年に運悪くS&P500に連動するETFに一括で投資をしてしまった場合は、株価を戻すのに約5年もかかってしまいますが、もし毎月定額積立など投資タイミングを分散して投資していれば、高値では少ない量を買い、暴落後の安値では多くの量を買いとより市場平均に近づけることができ、大きな失敗を防ぐことができます。
これがいわゆるドルコスト平均法ですね!
そうだね。ただETFは投資信託と違う部分もあるから、その点はデメリットでお伝えするよ!
個別銘柄の研究が不要でほったらかしOK
ETFは企業の個別株とは違い、企業の詰め合わせパックです。
個別株の場合企業の業績はもちろん将来性や競合、PER、PBRといった株価指数、購入タイミングなど様々な角度から企業への投資を見極める必要がありますが、ETFへの投資はそれらに時間を費やす必要はありません。
S&P500やダウ平均株価など、市場平均に連動するインデックスファンドへ投資しておけば、年率平均3~7%で資産が増えていきます。
しかも植物の間引きのように売上が落ちていたり、赤字が続いていたりとダメになった企業は定期的にETFの枠組みから外されるので、積立設定をした後はほったらかしで放置していればいいのです。
ただし個別株の研究は不要でも何のETFに投資するかはものすごく重要ですよ!
投資信託より経費率(信託報酬)が安い
投資信託やETFで一番と言っていいほど気にしなければならないのは、保有している限り発生する経費率です。
投資信託とETFを比較した場合、ETFは上場しているため誰でもすぐに購入することができますが、投資信託の場合は証券会社や銀行などの販売会社を通さなければ購入することができません。
ETFの方が間に余計な業者を挟まなくて良いので、手数料も安い傾向があります。
実際に国内で最安の手数料と名高いeMAXIS Slimシリーズの投資信託と、アメリカの大手資産運用会社バンガードのETFを比べてみましょう。
全世界株式 | VT | 米国株式(S&P500) | VOO | 新興国株式 | VWO | |
経費率 | 0.1144% | 0.08% | 0.0968% | 0.03% | 0.187% | 0.1% |
僅かな差ではありますが、手数料面においてはどの商品においてもETFに軍配が上がりますね。
最近では経費率が無料のETFもあるみたいですよ!
定期的に分配金がもらえる
ETFを購入すると、個別株と同様年に2回、四半期に1回など分配金がもらえます。
四半期に1回分配金を払ってくれるETFが多いので、ある程度の数量を保有できていればお小遣い感覚で分配金を受け取ることができます。
投資信託だと優良ファンドの場合は自動で再投資がほとんどなので、ETFのように分配金の使い道を選ぶことができません。
配当利回り5%のETFを1000万円分保有していれば、毎年50万円分が支払われるよ!
為替のリスクヘッジができる
米国ETFはドルでしか購入できないので、為替のリスクは常につきまといます。
円高の時にドル転すれば、ドルを多く買えるのでプラス材料になりますし、配当金を受け取る時、ETFを売却するタイミングで円安であれば、円転したときにプラス材料になります。
逆もまたしかりです。
スポットでETFを購入する場合は、予めドルの外貨預金の準備ができているかなりレアな人以外は一度円をドルに交換する必要があります。
その時にたまたま円高であればいいですが、円安だった場合は損した気分になりますよね。
定期積立の場合は円高円安関係なく一切ブレずに積立をするので、為替リスクを気にする必要がありません。
円高の時にガッツリドルに換えて、そのまま持っておくっていうのはどうでしょうか!?
投資に回さず預金のまま持っておいてもその分機会損失になっちゃうから、あまりいいとは思わないけどなー。
デメリット
株単価が高いとドルコスト平均法が活かせない
ETFは100円単位で買える投資信託とは違い、1株単位でしか購入できません。
SPYDのように株単価の安いETFであれば、安い時に多めに買い、高いときに少なく買うというドルコスト平均法が活かせますが、VOOやQQQなどの1株あたり300ドル近いETFだとそうはいかないんです。
毎月50,000円をVOOへ投資したいと思っても、株価が大きく値下がりしない限りはずっと1株ずつでしか購入できず、定額積立ではなく定数積立になってしまうのであまりおススメできません。
ETFを定期積立で購入する場合は、ある程度まとまった金額が用意できてから購入するのが良いでしょう。
一括投資より効率が悪くなる
例えば、年率5%で120万円を一括投資し10年間保有するケースと、毎年12万円を10年間(計100万円)積立投資をするケースを比較すると、一括投資の方がリターンが大きくなります。
一括投資 100万円 → 195万円
積立投資 100万円 → 155万円
その理由は一括投資の方が、時間をかけて複利の効果を活かすことができるからです。
この複利というのは投資金額が大きければ大きいほど、運用期間が長ければ長いほどより効果を発揮するので、投資効率を最大化したい人は一括投資もいいかもしれません。
ただし高値掴みのリスクや、為替リスクはつきものですが。
購入のたび売買手数料がかかる
ここが一番のデメリットかなと思います。
米国ETFを購入する際には、米国の株式と同様手数料がかかります。
唯一米国ETFの定期積立ができるSBI証券では、1注文あたり約定代金×0.45%が手数料として発生します。
どんなに経費率が安くても、購入時に0.45%も発生するなら購入時手数料が無料の投資信託の方がいいってなりますよね。
しかも毎月定期的に購入する場合にはこの0.45%が毎月発生するのですが、この購入時の手数料がかかるというデメリットを打ち消す唯一の方法があります。
それがNISAを使って米国ETFを購入することです。
年間120万円分のNISA枠を使えば、本来0.45%が発生する購入時の手数料を無料にすることができるのです!
なのでNISA枠を米国ETFに回す余裕がある人は、NISAを利用することをおススメします。
NISAを使わないで米国ETFを購入するなら、積立投資じゃなくて一括投資にするのがいいと思うよ!
分配金の自動再投資ができない
米国ETFのメリットとしてお伝えしたこの分配金の支給が、人によってはデメリットにもなりえます。
資産を最大化するために必要なのは長期運用で長い時間複利を利かせることですが、分配金を自動で再投資してくれる投資信託とは違い、ETFの場合は必ず分配金として支給されるため、ETFで複利の効果を活かすには自分で再投資をしなければなりません。
もちろんこの分配金には税金がかかりますので、投資信託より効率は落ちますし、再投資の手間もかかります。
分配金は再投資するって決めてるなら、初めから投資信託でいいじゃん!ってことですね!
そうだね!ただ別のETFや個別株を買ったりできるし好みは人それぞれだね!
まとめ
- 米国ETFの積立投資は投資タイミングを気にする必要がなく、会社員におススメの投資方法
- NISAを使えば購入時の手数料がかからないので、かなりお得に購入できる
- 投資信託との違いに着目し、自分にあった投資方針を見つけよう!
因みに先輩は投資信託と米国ETFはどのくらいの割合にしてるんですか~?
株式全体の内訳では投資信託を4割、米国ETFを3割を目安にしているよ!米国ETFへの積立投資はとても優秀な投資方法なので、ぜひ参考にしてみてください!
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